今日は「無駄のある家」というお題でやりました!
参加者は入口、佐伯、上田、福島、坂本、寺地、山下、広瀬、山根、佐々木。
さぁー、どんな無駄が出たでしょー!
入口案・・・建築がサイズオーバーな壁を着た家。
寺地案・・・無駄に窓がある家。
佐々木案・・・住宅をバラバラにした案。
福島案・・・無駄に余ってる屋根裏を下階と反転した案。
佐伯案・・・無駄になってしまう小さなスペースを集めて空間化する案。
広瀬案・・・アールがかった余白スペースに色々な風景が生まれる家。
山根案・・・無駄に廊下が広くて長い案。
上田案・・・デッドスペースをつくってしまう三角錐を用いた家。
山下案・・・必要な寸法を少し広くした案。
坂本案・・・都市の余白空間にタンスみたいな住宅をつくる案。
みんな無駄使いしましたねー。
続いてはゴールデンウィークで少し空いて、
5月10日に「レイヤーの家」!!
最近あんましクラスつかわんなー。
「無駄のある家」と聞いて期待していたのは住人の領域(敷地)を越えさせてくれる家。今回の作品はどれも領域を越えることができていないのではないでしょうか。
返信削除最近は「超豪邸」「大きな家」といった課題を身辺でよく耳にします。または人口減少時代に入り、いかに無駄を使うか。あるいは一家族一住宅制の解体を機に従来の「家」という概念をどう再考するか。といった建築と関わる社会問題とセットで考えるべきです。
「シューマイは楽しくやったらいいんよ」では弱い。
>OBさん
返信削除貴重なコメントありがとうございました。
確かに、「無駄」と捉えたものが、住宅内部や敷地のスペースの中で考えた案が多かった様に思います。
しいて言えば、坂本案が都市の余白(どうゆう余白なのか考える必要がありますが)に空間がタンスみたいに引き出す事が出来る案だったのですが、「その空間は住む人だけが使うのか」「引き出すだけでなく押し出す事が出来れば、その建築の都市へ位置づけとひとつの環境装置に成り得たのではないか」という討論に発展していきました。
また、福島案は住宅内部ではありますが、あまり使われない「無駄」なスペースとして、それを下階と反転することで、今度は下階を空白とするという案だったのですが、人口減少時代の中で住まいの必要面積が小さくなるとするならばそれを屋根裏にもっていき、残された不必要面積をパブリックなスペースとして開け放す事ができれば、敷地以上の広がりをもった住宅ができたのかもしれません。しかし、そのパブリック性とはなんなのかを考えるには具体的な敷地を定める必要があると思いました。
このように、討論の中で考えてきた案が「社会」とどうリンクすること出来るかという事を話し合っています。(空間だけに突出したものもありますが)
また、そのように案が討論の中でどんどん発展していく事がやっぱり「楽しい」と思っています。
しかし、OBさんの言われる通り、案としては最近「社会性」に弱くなっている気がします。特にコンペの課題などは社会性を孕んだものが多いので、社会問題とセットで考える事が出来れば、更なる発展を考えれると思います。そういった意味では、建築を目指す身として社会に対して敏感なアンテナを張っておく必要があると考えさせられました。
このように、色々な事を考えさせて頂き、ありがとうございました。何かしらまた先輩方からコメント頂ければ幸いです。
福島案(無駄な屋根裏反転案)について
返信削除反転が主目的になっており、その先が明示されていない、あるいは設計されていない。屋根裏に人を介入させるということよりも、例えば各室から屋根裏を介して空を共有できるなど、視線や気配を扱った設計がされていれば魅力的に感じたかもしれません。
シューマイで提示された素案を「討論の中でどんどん発展していく事」が重要です。村上研究室は建築好きが集まって暮らす家かもしれません。それはシェアハウスと言える。
これからも緊張感のある討論を期待しています。
はい!ありがとうございます。
返信削除これからもがんばります!